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過去を振り返ってみると、とりわけ中国人が長いギャンブルの歴史と伝統を持っていることが分かります。中国人の賭け事好きは、世界でもよく知られている事実ですが、彼らの歴史を考えてみればこれは当然のことでしょう。

では、ギャンブルは中国文化の中でどのように発展していったのでしょうか?さっそく見ていきましょう!

歴史から紐解く中国のギャンブル

歴史家を信じるなら、一番古い中国のギャンブルの記録は、4,000年以上前の最初の王朝にまでさかのぼります。以来、全ての中国王朝でギャンブルの記録が残されています。

そして現在、世界中で楽しまれている数々のギャンブル(宝くじ、パイゴウ、天九牌、ファンタン、麻雀など)は、その全てが中国発祥だと考えられているんです。

1800年代から1900年代にかけての上海は、中国全土からギャンブラーが集まる場所でした。大きな賭博場に集まり、ルーレットをはじめとする国内外のさまざまなゲームに興じていたとか。この原始的なカジノといえる賭博場は、主に、上海国際居留地や上海フランス租界にありました。

当時、マカオでは、ポルトガル政府が賭博を合法化し、またたく間に何百軒もの賭博場がオープンしました。中国の内戦で共産党政権が誕生し、商業賭博が一切禁止されても、ポルトガル人が運営するマカオのカジノは対象外であったため、こうしてマカオは「永遠のギャンブル天国」になったそうです。

 

現在の中国のギャンブル事情

現在、中国におけるギャンブルは、それほど発展しているとは言えません。ただし、宝くじは、中国のほとんどの都市、香港、マカオ、台湾、シンガポールで購入可能です(シンガポールの中国系住民は、TOTOや4Dが大好き)。

また、香港、マカオ、シンガポール、武漢には、近代競馬もあります。中でも、香港やシンガポールでは、カジノ船の停泊が認められているため、中国から毎週、何千人もの観光客を乗せた船がやってきては、船内カジノギャンブルを提供しています。このようなギャンブル船は「目的地のないクルーズ」と呼ばれていて、人々は国際海域でギャンブルをすることだけを目的に、この船にやって来るのです。

 

マカオはと言えば、1平方キロメートルあたりのカジノ軒数が世界最大の「ギャンブル都市」へと成長を遂げています。なんとこの数字は、既にあの米・ラスベガスをも凌駕しています。

マカオにはカジノが32軒あり、15種類以上のゲームが提供されています。2018年だけで2,300万人以上の観光客がマカオを訪れ、調査によるとそのうち50%以上は、マカオ市内のカジノでギャンブルを楽しんでいます。マカオのカジノで最も人気なのは、バカラ(広東語でbaak ga lok)で、このゲームの収入だけでカジノギャンブル年間総収入の85%以上を占めています。

ほかにも、マカオ以外では、シンガポールや台湾などのリゾート地の急速な発展に、専門家やアナリストの注目が集まっています。

 

中国人がギャンブルをする心理とは?

人間は、文化や伝統から多大な影響を受けるものです。研究によると、中国人ギャンブラーは「自分はコントロールできる」という思い込みが強く、バカラ、ブラックジャック、宝くじといったあらゆるゲームの結果をコントロールできると信じているそうです。

こういった民族的特徴は、中国の信仰や価値観に影響されているのかもしれません。たとえば、儒教、道教、仏教、民族宗教など、古くから中国に伝わる信仰は、今の中国人の生活にも大きな影響を与えています。特に儒教は、中国人の価値観に大きく影響しています。

 

中国には、天地、風水、運命、宿命、そして幸運を祈るために神を奉る儀式といった古くからの信仰があり、中国人は超自然的な力に強く依存しています。

縁起物や風水、数字に対する信仰が高まると、自分にはコントロール力があると錯覚するようになります。この錯覚が強くなると、リスクに賭けたり、ギャンブルに依存したりする傾向が高くなるようです。

このように中国の歴史、文化、心理学といった観点から考察すると、なぜ中国人がギャンブルを好むのか、なぜギャンブルに依存しやすいのか、について理解しやすいかと思います。